辻仁成 著 ぼくから遠く離れて

 「化粧の似合う男子に恋する少女たち。少女になりたい少年、なりたくはないのに強制的に女装を強いられる青年・・・・・・Ⅹジェンダー世代を描く21世紀の青春小説!」


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 ・・・と、本の帯に書かれているコピーに魅かれて読んでしまいました。



 主人公・安藤光一が正体不明の相手・keyから突然「女装してみない?」という謎のメールを受け取ったのを機に、同じ大学のサークルの元カノや、アルバイト先の先輩の人妻、隣の部屋に住む性同一性障害の男性、サークルの先輩らが、そのメールの送り主ではないかと疑いながらも自分の心の中が男であるか女であるかということにこだわらない性の生き方に目覚めていくという・・・お話。



 読み終わってみて感じたことは・・・ジェンダーとか強制女装という言葉が頻繁に出てくるんですが、著者の爪が甘いというか突っ込みが浅いようで内容が薄い。


 光一に化粧品やら洋服の包みを送りつけ女装を薦めるメールの送信者も途中でバレバレだったし、周囲の女子もそんな主人公をどこか面白がっているというか遊んでる印象。


 あっと驚くような展開も無いので(それを期待しすぎたか?)もっとテーマを絞り込んだ方がよかったのでは?。




ぼくから遠く離れて
幻冬舎
辻 仁成

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