金八先生(第8シリーズ)第21話

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 都立高校の2次試験でニコラスは合格するが、美香は試験どころか受験の願書が出されていなかった。一方、美香の外泊の一件で3Bの担任を外された金八は、卒業式への出席も拒否され・・・それを知った3B生徒達は猛烈に抗議。












美香(草刈麻有)の外泊問題が尾を引き、教育委員の氏家(加藤満)が桜中学にやって来た。 氏家は校長(浅野和之)に、週刊誌が新たな情報を求めて学校の周囲を嗅ぎ回っていることを報告。 混乱を避けるためにも、金八(武田鉄矢)を卒業式に出席させないほうがいいと忠告する。
そんな中、都立2次試験の合格発表日を迎え、ニコラスが合否の知らせを持って金八のもとへ現れた。 ところが、いくら待っても美香からはなんの報告もないまま。乾(森田順平)が美香の受験校に問い合わせてみると、なんと願書が提出されていないことが判明する!
その矢先、校長から卒業式への列席を見合すよう言い渡された金八は、生徒達を守るためだと主張する校長に押し切られ、卒業式の日まで自宅待機することを受け入れる。 だが、金八が卒業式に出られないことを知った3B生徒たちは猛烈に抗議。ついに、周囲が予想していなかったような行動に出る!!


 卒業式まで、3日。

 既に担任を外された金八は、最後の国語の授業を行う為に3Bの教室に現れ「茨木のり子」の「わたしが一番きれいだったとき」の詩を取り上げ、クラス一人一人が順に読み上げる。

 授業が行われている頃、校長室には教育委員の氏家がやってきて、先日の「『金八が美香を家に泊めた』一件以来、マスコミが学校周辺から情報を嗅ぎ回っている。混乱を避ける為に金八は卒業式に出席させないように」と忠告。


 2日前。

 都立2次試験の合格発表の日。職員室には「合格」を自身で確認してきた渡部剛史ことニコラスが泣いてやって来た。しかし、同じく受験した美香からは何の報告も無い。

 金八の代わりに3Bの担任になった乾先生が受験校に問い合わせたところ、美香の願書は出されていない・・・。

 そんななかで、卒業式のリハーサルが行われる。

 金八がいない事に生徒達は騒ぎ出す。

 「どうして?」・・・と質問する生徒に、校長と北副校長はステージ上から


 「(坂本先生は)体調不良で、1週間ほど休む。」 

 「残念がっている、無事に終わってほしいと希望しています。」 



 校長に自宅待機を命じられた金八は、桜中学の校歌が流れるなか淋しく学校を離れ、美香の家へと向かう。

 美香は母親がいるもとで、金八に願書を出さなかった理由を「アメリカで勉強したい事がある」と話す。金八は「自分で決めたのならいい。その選択で悔いは無いんだね?」と質問し、美香の家を後にする。


 「あの教師は(美香にとって)害になる。現実を見せず、理想を述べる三流高校に行ってしまう。だから、校長に言って担任を変えた。全ては美香の為だ!!。」 


 父親の話を耳にする美香は、金八が担任を外された事や卒業式に出席出来なくなったのは父の行動によるものだと気がつく。


 「ごめんなさい・・・」


 美香は金八に電話し、ただその一言だけを言って電話を切る。


 卒業式前日。
 
 3Bの生徒達は「金八を卒業式に出席させる為の署名活動」を行う準備をしていた。

 そこに美香が現れ、金八が担任を外され、卒業式に出られなくなった経緯を話す。


 「週刊誌に出そうになったとき父に頼んだ、だからアメリカに行く事にした。私がこの学校に来なければ、皆は先生と一緒に卒業できた。本当にごめんなさい。(私は)卒業式に参加する資格ない。」

 
 でも、3B生徒達はそんな事を気にする事無く、美香に「一緒に卒業式に出ようよ」と誘う。

 「署名ぐらいでは、校長動かないのでは?」という声があがり、計画を練り直す生徒達。


 そして、この日の夜・・・


 3年B組25名全員、卒業式会場の学校体育館で、抗議の立てこもりを開始する!!。
 

 その頃、金八の家には乙女が戻ってきて、明日の「卒業式の日は鯛のお頭付きを食べるのがお約束」とか、交際中のバツイチの湯島の「子供と一緒にディズニーランドに行った事」を楽しそうに話していた。

 そこに、副校長からの電話が・・・。

 金八は夜の学校へ向かう。既に体育館に校長をはじめ、教師達も集まっていた。


 「校長先生。私、教師として大変な間違いをするところでした。担任を外れることが、生徒を守る事だと思っていました。 しかし、守っていません・・・今、美香を傷つけている。
 何が嘘で、何が真実であるか?子供達は私達に真っ直ぐ問いかけてきています。
 彼らは今、話をしたがっています。もう一度体育館に行って、話し合ってください。
 私と一緒に話を・・・お願いします。」

 
 「頭を上げてください、申し訳無いが出来ない。」

 「そうですか・・・」


 職員室で、校長に「生徒と話し合う事を断られた」金八は一人体育館に行き

 
 「開けてくれないか、お願いします。君達の担任、坂本金八です。」


 生徒達は立ち上がり、戸を開ける。
 
 暗くて寒い体育館に入った金八は生徒全員の出席を取る。
 
 生徒は名前と呼ばれると返事もするが、泣き出した子もいる。

 そして、金八も泣いている。


 「元気ですね・・・」


 いよいよ、残すはあと1話だけとなった第8シリーズ!!。
 
 ここ数作(第4シリーズ~)、いつもだと「卒業直前スペシャル」と題して2時間!!なんですが・・・今回は通常の時間の放送なんですね。
 
 ついでに、3月20日放送も「最終回スペシャル」・・・ではなく、通常の放送のようで

 
 ・・・やはり、これは視聴率低下(シリーズ始まって以来、初の1ケタ)が原因???。


 私も長く金八のドラマを観てきましたが、そんなに「第8シリーズって駄作だったのか?」って言えば、けっしてそうは思わない。むしろ、前作第7シリーズの迷走ぶりに比べたら(校長が途中でいなくなったり、25階のマンションから飛び降りて奇跡の生還果した生徒、最終回までに覚醒剤中毒の生徒を救えなかった金八とか)・・・ね。

 正直、金八って「ドラマとして使える題材が無くなっているんじゃないか?」と思えてくる。


 過激な暴力に走れば現実離れしてくるし、平穏な日常で進めていけば盛り上がりに欠けるだろうし・・・


 今回21話では「学校の体育館への立てこもり」について書かれているけど、これは第2シリーズで「荒谷2中の放送室に立てこもった、加藤優・松浦悟」と似ていたりする。時代が時代なので、あの荒々しさは無いけど、最終回直前なんだから、もっと別な視点からの盛り上げがあってもよかったのでは?。


 いずれ、次回は最終回!!。

 
 最後まで金八先生のドラマにつき合わせてもらいます。



3年B組金八先生 8シリーズ オリジナル・サウンドトラック
3年B組金八先生 8シリーズ オリジナル・サウンドトラック