金八先生(第8シリーズ)第22話 最終回

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 3B生徒が立てこもった体育館に入り込んだ金八。
 そして、卒業式は・・・?。














生徒たちの自分を想う気持ちに心を揺さぶられた金八(武田鉄矢)は、生徒と共に闘うことを決意。 3Bの担任に戻してもらうことを学校側に要求し、彼らと合流して一緒に体育館に立てこもる。 校長(浅野和之)はそんな金八の行動を非難し、教師生命が危うくなることを匂わせるが、金八の気持ちは揺るがない。
そうこうしているうちに、生徒たちが帰宅しないことを心配した親が続々と桜中学に押しかける。校長は、金八や生徒を説き伏せる一方、親たちの対応にも追われることに。
夜になっても一向に立てこもりをやめようとしない金八たちに業を煮やした校長は、副校長(金田明夫)や他の教師たちにバールで体育館の扉をこじ開け、無理にでも全員を引きずり出すよう命じるのだが…!?
果たして金八と生徒たちは、無事一緒に卒業式を迎えられるのか?

 (学校の)体育館に立てこもっている3B生徒達の中に入っていった金八。

 体育館の外側には子供達が帰ってこないことを心配してやってきた親達・・・そして、美香の携帯で呼び出された父・文郎や母の姿も。

 「話し合う事が必要である」と金八に説得された生徒達は、体育館の戸を開ける。


 「なぜ美香さんはあなたを呼んだかお分かりですか?。」
 
 「・・・恥をかかせようと?」
 
 「美香さんはあなたに友達を見せたかったんですよ!。『こんなに沢山友達を作ったのか』と、あなたに褒めてほしかったんですよ!。美香さんは私に言いました。ずっと、一人ぼっちだったって・・・。人生で、一人ぼっちほど辛いものはありません。でも、3Bの美香さんは違います!。ここには友達がいます。美香さんが見つけた宝物のような友達が・・・彼らです!。(中略)下町でつましく暮らす人達の子供です。この中には、寿司屋の子がいます。下請けの町工場の子がいます。旅芸人の子もいます。イラクへ出征した父を待つ子もいます。アルコール依存症の父を懸命に支える子もいます。15歳で・・・過労死の父を見送った子も、ここにはいます。あなたの家庭に比べれば、はるかにつましい家庭の子達です。でも、この子達が美香さんを一人ぼっちから救ったんです!。どうぞ!感謝しなさい!!。あなたは我が子を愛しておられるんでしょう。一番我が子を愛しておられるでしょう。だから、一番!一番!一番!一番!・・・なんでもあなたは一番をお命じになる。(中略)人を見下ろす、高い山のてっぺんは寂しいとこですよ。富士山のてっぺんは雪と岩しかありません!。でも、ここは・・・そう、ここは裾野です。この子達は裾野の子です。花のような子達です!。草のような子達です!。土のような子達です!。美香さんは、この子達を友達にしたんです。友達!友達!友達!友達ですよ!。友達がいるから楽しいんですよ。一人で遊んで、なにが楽しいんですか!。
 友達がいるからこそ、春も楽しい夏も楽しい秋も、いや、厳しい冬だって、友達さえいれば、楽しい思い出になるんですよ!。(中略)そして、今度のように美香さんと一緒に間違えてくれるんです!。そんな素晴らしい友達をこの子はあなたに見せたかったんですよ!。お父さん!お父さん!!(中略)美香さん、成長しましたよ?どうかこの子を、褒めてやって下さい!!。そして、この子の思いを聞いてやってください。」


 金八の泣き叫ぶような言葉の後に、「自分の居場所、(桜中学3年B組)から卒業したい」と父に話す美香。「お願いします!!」と頭を下げる、3Bの生徒達。何も言わず、その場を立ち去る美香の父。


 「学校は楽しいところです!。生徒を一人ぼっちにしないところです!。その為に、我々教師がいるんです!!。」

 
 金八の願い・・・間に北副校長が入り、乾、遠藤、本田・・・教師の声、生徒の親、生徒達からの声がわきおこり、校長から出た言葉


 「坂本先生、あなたを担任に戻します。」


 そして、卒業式当日。

 孝志が答辞を読み始めようとしたとき、大声で


 「みんな~!!」

 
 ・・・3年B組の全員がステージ上にあがり


 「勝手な行動で、すみませんでした!!。」


 昨夜の事を詫び、これまでの思い出を生徒一人一人が感謝の言葉に代えて話し始めた。


 式を終えて3Bの教室では、金八が生徒全員の「私」ノートの最後の1ページに漢字一文字を書いて「私の『贈る言葉』」として配られた。


 安藤みゆき・友 五十嵐雅迪・雅 岩崎浩一・嬌 漆田駿・駿 江藤清花・花 大西悠司・球 金井亮子・瞳 金輪祐樹・輪 川上詩織・織 川瀬光也・光 北山大将・武 佐藤千尋・貝 里中憲太郎・父 諏訪部裕美・仁 田口彩華・彩 玉田透・歩 茅ヶ崎紋土・優 塚田りな・食 中村美恵子・直 長谷川孝志・学 平野みなみ・南 廣野智春・春 森月美香・香 渡部剛史・笑 和田順子・情 

 
 「悲しい別れではない、旅立ちです。ノートの最後の一文字で待ってます。教室の扉を開くと素晴らしいことが待っている、それを信じる人になってください。」 

 
 主題歌「いつか見た青い空」が流れるなか、青空の荒川の土手を一人歩き、途中立ち止まり、川の方角を見つめて、また歩きだす金八。

 また会う日まで・・・



 3年B組金八先生・第8シリーズも最終回!!。

 先日の第21話の感想のときにも書いたんだけど、「最終回スペシャル」ではなく、通常の放送になってしまいましたね。

 体育館への立てこもりの件が解決し、卒業式、最後の3Bの教室での「贈る言葉」・・・

 通常の一時間枠では駆け足になりすぎて、話を詰め込みすぎた感じがしました。

 毎回、意表をついた生徒の人選が楽しい(誤爆・笑)恒例(!?)の答辞は普通の学校なら、まず「ありえねぇ~」展開なんですが、金八のドラマだからの演出(笑)。他にも、卒業式ならではの見せ場もあったと思うけど、「時間の関係で」・・・になってしまったのが惜しい。

 そして、何より残念なのが、美香の進路が決まらなかった事。

 今回の前半を見れば、親の押し付けによる海外留学の件は無くなったはずだし、浪人生活というのも可哀想な・・・。

 それと、乙女の結婚は?。

 正直、その後を追ったスペシャルついては、私は期待していないので(どうせ視聴率も悪かったので、期待出来ないだろうし・・・?)自分自身で考えているほうがいいかもしれない。


 もう少しで、3年B組金八先生も放送開始から30年!!。

 そして、坂本金八も定年まであとわずか・・・。

 想像上の人物であり、理想の教師像ではあるけれど、どんなときも生徒の為に一生懸命になってくれるあなたの姿、私は好きです。



 サヨナラ金八先生

 また会う日まで・・・



3年B組金八先生第8シリーズ DVD-BOXII
3年B組金八先生第8シリーズ DVD-BOXII