ゲド戦記 観てきました

 宮崎吾朗第1回監督作品。  
 
 できるだけ、観る前に「予備知識は入れないようにして」行って来たのですが・・・。 

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世界中から注目を集めるジブリの宮崎駿の息子、宮崎吾朗の監督デビュー作。「花よりもなほ」など話題作の主演がつづく岡田准一が主人公、アレンの声を担当したファンタジー。

 竜が人間の住む世界に現れて共食いを始めるなど、異変が起こりはじめた多島海世界“アースシー”。異変の原因を探るべく旅に出た大賢者ゲドことハイタカは、その途中で父王を刺して国を飛び出してきたエンラッドの王子・アレンと出会った。2人はともに旅を続け、ハイタカの昔なじみ・テナーの家へ身を寄せる。しかしテナーと共に住んでいた少女・テルーは、心に闇を持ち自暴自棄となるアレンを嫌悪するのだった…。



 ・・・という内容なんですが。


 正直いうと、色んな要素がいっぱい入ってて、どこか消化不良というか、不完全燃焼というか・・・話がとんでいた印象がしました。 

 
 スタジオジブリの作品だけに、作画はキレイだし、音楽も素晴らしいし、 手嶌 葵のテルーの唄も良かった。


 ・・・けど、本編のなかでは、どれもいまひとついかされていなかったような?。

 
 先にも書いたように、「予備知識は入れないようにして」行ったのが悪かったのでしょうか・・・


 作品のなかで何が言いたいのかよくわからなかったのです。


 竜と人 アレンの心の葛藤 アレンとハゲタカ(=ゲド)の旅 アレンとテルーの恋 魔法使い話???


 「いのちを大切にしない奴なんか大嫌いだ!」(テルーの台詞)


 ・・・というのだけはわかったけど、それだけを言いたかったのであるなら、こんなにいくつもの要素(見せ場)はいらなかったのではないでしょうか。


 今回の監督である宮崎吾朗は宮崎駿監督の息子。

 その為もあって、宮崎吾朗第1回監督監督作品というのが、最初の時点から売りになってましたが、もともとはジブリ美術館の館長であり、建設コンサルタントの仕事をしていた方。父・宮崎駿のように長年アニメや映画制作に関わってきた方ではないんですよね。

 いくら息子でもまったくの新人に、こういう大作、それも最高のスタッフのいるスタジオジブリで監督させたら、こういう消化不良の映画が出来てしまう・・・。
 
 いずれ、第2回監督作品も作られるとは思いますが、次回作こそ独自の世界が観られる事に一応期待したいです。



テルーの唄 (ゲド戦記 劇中挿入歌)
テルーの唄 (ゲド戦記 劇中挿入歌)